Japanese page

代表の伊藤容子です。両親の影響で海外を旅行する機会が多かった幼少期を経て、学生時代や社会人になってからもホームステイや旅行、ビジネスで、日本と海外を行き来してきました。そんな日々の中で、「日本の素晴らしいものをもっと海外で広げたい」と感じるようになりました。

NYK Marketingとしての一番の願いは、「日本人に、世界をフィールドにしてもっと活躍してほしい」という思いです。日本には世界で知られている大企業が多数あります。しかし、企業という大きな枠組みではなく、個人が、自身の力を信じて前進できる社会を実現したい。そのためにも、頑張っている個人を応援したいと考えています。

そこで、まず着目したのが、日本のハンドメイド作品です。そのクオリティーとデザイン性の高さは抜群で、海外で身に付けていると「かわいいね！」「それ、どこで買ったの？」と、注目の的に。そんな経験を重ねるうちに「マーケットを海外に広げるべき」と確信しました。

その想いを実現できたのが2018年。アーティストを集めたポップアップショップをNYで開催できました。現在も規模を拡大しながらNYの様々な場所で開催しています。

そして2023年の夏。「NYに留まらず、世界に発信したい」という思いが募り、新たにECサイト「NiJi」をオープンしました。

弊社の理念は二つあります。一つ目は、上記で述べた通り、「日本のものを海外に紹介したい」という思い。

そして二つ目は、国内に止まっている日本人に対して「世界に視野を広げて一緒に頑張ろう！」というエールを届けていくことです。高齢化や人口減少が進む日本の未来を思い描いた時、販路が国内では限られたパイの奪い合いに過ぎません。しかし視野を海外に向ければ未来は大きく変わります。

私がNYでの暮らしで驚いたことの一つが、自身の作品や音楽を作ったり、事業を立ち上げたりと、個人で活動してる人が多いことでした。「すごい…」と純粋に感動し、リスペクトと応援したいという気持ちが込み上げました。大企業に頼らずとも、個の力で十分挑戦できる時代です。新たな市場や活躍の場を求め、多くの日本人が自分の力で世界に向けての一歩を踏み出すことができたなら、きっと面白い未来が待っています。事業を通して「日本を飛び出そうよ！」と、一人でも多くの人の背中を押すことができたら幸せです。

伊藤容子 Yoko Ito

1988年大阪生まれ。関西外国語大学外国語学科卒。

関西の製造メーカー、関東のITベンチャーを経験後、2018年から米国NYに渡り、日本企業の米国進出支援や、日本文化の普及活動を行うResobox, Inc.にインターンとしてジョイン。同年8月に、Resoboxのスタッフとして、同スペースで第一回目の「JAPANESE ARTIST POP-UP SHOP」を開催。19年9月に「NYK Marketing」として独立。